BNR32スカイライン! カーエアコン故障は直ります!!
当店でのエアコン修理件数が最も多い車種がスカイライン
ピークの時は作業スペースがスカイラインで埋まります
それはなぜかと問われれば、部品を作りながらの修理対応が必要だからでございます
ふつうのお車よりお預かり期間が長くなってしまうのですね
ですのでみなさま、エアコン修理のご相談はお早めに、そしてお時間に余裕をもってのご依頼をいただければ幸いです
はい、BNR32のエアコン修理作業です
日産 スカイラインGT-R
E-BNR32
平成6年登録のお車です
これまでも複数のエアコン修理履歴があるこちらのBNR32
いままでは一般の修理工場さんや日産販売店さんなどでのメンテナンスを実施されていましたが、いよいよ修理に必要な部品が調達できなくなり、当店へのご相談をいただきました
経年劣化で動作不良のコンプレッサー
要交換です
当店でもタイミングにより交換用のリビルトコンプレッサーをそのままご用意できるケースと、現品から新規にコンプレッサーをリメイクする場合との2パターンがあります
昨今のヒストリックカーの人気によりコンプレッサーのコア自体も不足しているんですね
閑散期であればすぐにリビルト品での交換ができることもありますが、今回は現車から取り外したコンプレッサーをベースに修理オーバーホールを実施させていただきました
こちらが完成品
ケース以外は新品部品で構成されていますので、ほぼ新品のコンプレッサーです
ガス漏れが発生しているエアコンホース
こちらも純正部品はありません
ならばと現品ベースでリメイク
ワンオフで高圧ホースを製作しています
室内側のエアコンユニット
こちらもガス漏れです
そしてやはりメーカー在庫はありません
さすがにエバポレーターのリメイクは困難なのですが、社外品の適合エバポレーターで対応することができました
こちらで交換
エバポレーターセンサーとインテクセンサー、ふたつのセンサーも同時交換しています
レシーバドライヤは汎用品
R12用の専用リキッドタンクに取り換えます
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
BNR32のエアコン修理作業、本日も無事に終了
部品の多くが廃版となっているスカイラインも、当店でなら修理できる可能性もあります
あきらめるその前に、まずはご相談のほど
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
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