高速走行をする機会が多いスポーツカー
必然的にエンジンルーム内は高温になりがちで、そこに激しい振動や苛烈な重力が加わりがち
強いストレスでエアコンシステムが総壊れ、といった状況のお車が入庫しがちなくるまの電機やさん
もちろん大歓迎でございます
ホンダ ＣＲ-Ｘ
Ｅ-ＥＦ１
平成元年登録のお車です
サーキットで活躍中のＣＲ-Ｘ
エンジンチューニングはばっちりの模様ですが、エアコンメンテナンスには手が回らないもよう
ならば当社でしっかりリフレッシュといきましょう
ロック状態のコンプレッサー
ホンダディーラーさんでは製品廃止と告げられますが、リビルト品との交換という手があります
あきらめずにくるまの電機やさんまでお越しください
こちらも製廃扱いのコンデンサー
リビルト品はありませんので現品をもとに新品コンデンサーを作り直しています
ガス漏れが発生しているエアコンホース
こちらもリメイク
パイプジョイント部はブラシュアップして再利用
新品の耐圧樹脂ホースを採寸加工
金属部とカシメて、高圧ホースと低圧ホースをあらたに製作していくのです
室内側エアコンユニットも現品修理
構造が複雑ゆえ、最もメイキングに時間のかかるのがエバポレーター
ケースは洗浄して再利用しますが、エキスパンションバルブとチューブは新品に取り換えています
フィルターとしての効果が損なわれているため、要交換となるリキッドタンク
あきらかに既存の純正部品とは形が異なりますがお気になさらずに
リキッドタンクは適合があって機能が果たせればそれでいいんです
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのＲ１２を充填し、エアコン修理は完了です
ＣＲＸのエアコン修理作業、本日も無事に終了
スポーツ仕様のＣＲ-Ｘですが、エンジンと同様にドライバーを冷やす機能も大切です
カーエアコンの復活で、快適走行をお楽しみくださいませ
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
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