ＣＲ-Ｘ、ＭＲスパイダーに続くスポーツカーシリーズ第３弾、ＲＸ-８のご入庫です

過去には他の修理工場さんでＯリングやパイプの交換、ガス補充などでメンテナンスを実施してきたＲＸ-８

現況はガスが完全に抜けきってしまい、根本的な治療が必要な模様です

先を見据え、しっかり直していきましょう

 

 

 

 

 

マツダ　ＲＸ-８

 

 

 

 

 

ＬＡ-ＳＥ３Ｐ

平成１６年登録のお車です

 

 

 

 

 

４ドア４シーター、ロータリエンジン搭載のＲＸ-８は、エンジンルームもスパルタン

スポーツカーのムードが漂いますね

でもカーエアコンが効かないというのは車のタイプを問わず大問題

洗練かつ安全なスポーツ走行のためにも、運転環境を整えましょう

 

 

 

 

 

ガス漏れにより冷媒量が低下

クーラーガスが漏れる際には、エアコンサイクルの潤滑油であるコンプレッサーオイルも同時に漏れだします

冷え不良を感じながらもだましだましコンプレッサーをフル稼働させていると、確実に機械摩擦からの焼き付きが発生します

こちらのコンプレッサーもロック状態

交換対応が必要です

 

 

 

 

 

こちらが交換するコンプレッサー

メーカーリビルト品です

純正部品との交換ももちろん可能ですが、費用を抑えるためのファーストチョイスはリビルト品

ディーラーさんでの修理作業とのコストメリットを、ここでかせぎます

 

 

 

 

 

詰まりが発生しているコンデンサーは社外品との交換で対応

よくある不具合状況の「アイドリング時にはほとんど冷えなく、走行中はすこしだけ冷たい風が出ます」

それはすでにコンプレッサーが冷媒を圧縮していなく、スピードを出すとコンデンサーが外気で強制的に冷やされるのでちょっとだけ冷風がでているような気がしているだけでエアコンとしては終わっています

無理してエアコンを回しているとコンプレッサーのみならず、さまざまな部品が壊れますのでご注意を

 

 

 

 

 

エアコンホースも要交換

ホースに関してはメーカー欠品でも製品廃止でもリメイクという方法がありますので問題は少ないのですが…

 

 

 

 

 

今回作業の手が止まってしまったのがエキスパンションバルブの欠品

こちらは純正部品が入手できないと代替品がありません

センシティブなパーツですので中古品を使ったり、現品をそのまま残すわけにはいかないのです

ここは迷わずバックオーダーへ

 

 

 

 

 

お時間をいただき、マツダ純正部品の入荷を待ちました

小さなパーツですが大切な構成部品

エアコン故障再発を防ぐためにも、慎重を期した作業にはこだわりたいと思います

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

新ガスのＨＦＣ-１３４ａを充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

ＲＸ-８のエアコン修理作業、本日も無事に終了

大切なお車のメンテナンス、エアコンに関しては電装店へのご相談がおすすめです

手が掛かる愛車ほど可愛いというじゃございませんか

そのお気持ちを受け止めて、長い経験と豊富な実績で対応させていただきます

だましだましではなく、パーフェクトなコンディションでのエアコンドライブを楽しみましょう(^^♪

 

 

 

 

 

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