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くるまの電機やさん日記(新)

180SX! フロン仕様車のエアコン修理です!!

180SXです

スカイラインGT-RやフェアレディZなどと並び国内外でその中古車人気は高く、程度の良い個体は当時の新車価格を軽く超えたお値段で取り引きされてもいます

そんなワンエイティー、残念ながらエアコン関連の部品はそのほとんどが既に生産終了

日産さんに駆け込んでも製品廃止につき修理できませんとお断りの言葉が返ってきます

しかも旧ガス仕様だったりもしますしね

稀少かつ高額な車両をやっとの思いで手に入れたのに、エアコンが効かないなんてー

そんなワンエイティー、エアコン故障を直しているお店がここにあります

どこですか

ココです

 

 

 

 

 

日産 180SX

 

 

 

 

 

E-RPS13

平成5年登録のお車です

 

 

 

 

 

スポーツマインドを揺さぶる真っ赤なシリンダヘッドカバー

いかにも、な感じですね

ですが、エアコンが機能しません

暖房は効くのですがとのことですが、エアコンユニットとヒーターのシステムは別物

冷風が出ない原因を追究していきます

 

 

 

 

 

今回ご入庫の180SXにおいては、コンデンサーに故障がありました

網目状のアルミフィンで、黒くにじんでいるように見える場所がガス漏れ箇所です

フィン自体が腐食してボロボロになってしまう事例が多いのですが、エンジン前面にレイアウトされているために飛び石で穴が開いてしまうケースもあります

レースやダートを走行する機会の多い車両では、チェック必須のポイントです

 

 

 

 

 

こちらが交換するコンデンサー

前述のとおり日産では取り扱いがない部品ですので新規製作したコンデンサー

現品ベースのリメイク品です

きれいに仕上がりました

車両に組み上げてしまうともう見えない部品ですので、この画像でお楽しみくださいませ

 

 

 

 

 

故障個所がもうひとつ

エアコンホースでのガスリークも確認できました

コンプレッサーからの高温高圧のガス状冷媒をとおす配管ですので、強いプレッシャーが掛かります

こちらは消耗部品と捉えてください

 

 

 

 

 

消耗品ながら部品が供給されない高圧ホース

こちらもコンデンサー同様にリメイクしました

取りはずしたホースから製作した逸品でございます

ご堪能のほど

 

 

 

 

 

部品交換後はガスチャージ

旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

180SXのエアコン修理作業、本日も無事に終了

正規ディーラーさんでは既に対応が難しいフロン仕様車のエアコン修理も、くるまの電機やさんでは絶賛対応中

お早めのご相談、おまちしております

 

 

 

 

 

この記事を書いたのは…

株式会社小國電機工業所 / さいたま市南区内谷7-6-22

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