トヨタMR2! エアコン直して快適ドライブ!!
MR2です
昭和のお車なのですが、そのスタイリッシュさは令和の現代においても色褪せません
シャープなデザイン、2シーターレイアウト、リトラクタブルヘッドライト、ミッドシップエンジン…
おかげで現在でも中古車が驚くような高値で取り引きされています
旧車名車のバブル、まだまだ続きそうですね
とはいえお車という機械は消耗品で、とりわけストレス過多のエアコンサイクルのメンテナンスは避けられません
ヒストリックカーでのドライブのその前に、エアコンチェックはお忘れなく
はい、MR2のエアコン修理作業です
トヨタ MR2
E-AW11
昭和62年登録のお車です
昭和62年は1987年だから2024から1987を引くと37か
それは修理も必要ですね
37歳という人でいえばミドルエージのMR2ですが、クルマとしては大ベテラン
エアコン修理のケースでは、ほぼすべての部品が交換となります
コンプレッサーは壊れてたけど、エバポレーターは奇跡的に大丈夫だったよ、みたいなことはあまりありません
あったとしてもそのうち壊れます
であれば、サイクル全体をメンテナンスしていくのがこの年式のお車の修理セオリーとなります
コンプレッサー
どこかのタイミングで一度交換している模様ですね
ただ、圧縮不良とクラッチの摩耗が見られます
こちらはリビルト品との交換で対応
トヨタでの新品部品の供給は終わっているのですが、メーカーリビルトのリビルトコンプレッサーがあります
コスト低減のため、社外品やリビルト品があればそちらを優先して使用した修理を実施しております
こちらはエアコンホース
温度や圧力、ガス化や液化などコンディションが変化する冷媒を受け渡す配管ですので負荷多し
代表的な消耗部品です
そもそもゴムでからね
新品ホース
高圧側ホース,低圧側ホース、どちらも交換します
室内側のエアコンユニット
交換するタイミンでないと目にすることのない部品ですが、車室内に送り込まれる空気はこのエバポレーターを経由
このエバポレーターが汚染しているとその流れで悪臭や異物が冷気に混じることも
こちらも経時での要交換部品であることは間違いありません
新品のエバポレーター
冷えの回復はもちろん、エアコン使用の際のカビ臭さともおさらばできそうです
付随パーツのエキスパンションバルブとチューブも新品部品をセット
コンプレッサーなどを守る圧力開放調整スイッチも交換しておいたほうが良いでしょう
レシーバドライヤ
冷媒をタンクとして蓄えつつ余分な水分や不純物を取り除く大切な部品
こちらの交換もお忘れなく
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
MR2のエアコン修理作業、本日も無事に終了
ディーラーさんや一般的な自動車修理工場では交換部品があってもフロンガスの取り扱いがなく、R12仕様車の修理ができないところがあります
当社には専門の自動車電装整備技師の有資格者がいて、フロンガスの回収装置も設備されています
フロンガスを一切大気に放出することなく、的確なガス冷媒の取り扱いができるからこそ、旧ガスと呼ばれるR12仕様のエアコン故障車にも対応が可能となっています
エアコン修理でお困りの旧ガス車のオーナーさま、資格と設備をそろえたくるまの電機やさんが、武蔵浦和でお待ちしております
ぜひともご相談のほど
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