クレスタ! 名車のエアコン復活させます!!
あなたはクレスタをご存知ですか
そう三兄弟といわれたマークⅡ、クレスタ、チェイサーのクレスタです
あれ、三兄弟じゃなくて三姉妹?
いやそれとも兄妹
えっと“きょうだい”でいいですかね
いずれも昭和後期の高級中型車、いまでも、というよりいままさに人気が沸騰している名車でございます
トヨタ クレスタ
E-GX71
昭和63年登録のスーパールーセントです
クールな外観のクレスタですが、ことエアコンに関してクールが効きません
急上昇の中古車価格と同様に、かなりホットな状況です
これはなんとかしなくては
コンプレッサーはリビルト品との交換で対応
すでに他社製のコンプレッサーと交換している状態でしたが、そのコンプレッサーに圧縮不良が発生
実はリビルトコンプレッサーにも性能差があり、メーカーメイドでないものの中には粗悪品も
専門業者が取り扱う製品で修理するのが賢明です
エアコンホースではガス漏れが発生
こちらは高圧ホース、低圧ホースとも現品修理が可能
純正部品が生産を終了していても、リメイク品で対応できますのでご安心ください
エバポレーターは純正部品を採用
こちらは新車時から搭載されていた部品と見受けられ、汚染や腐食が進んでいました
また、カビなどの発生により臭気の原因になることも
新品エバポレーターとの交換で、フレッシュな空気を室内に送る込めるようにもなります
こちらはエキスパンションバルブとチューブ
室内側エアコンユニットの構成部品です
EPR、エバポレーター,プレッシャー,レギュレーターという圧力調整バルブです
こちらも経年劣化での要交換品
トヨタで入手できなくてもDENSO製品として別ルートでの取り寄せが可能
今回も新品部品での交換ができました
レシーバドライヤも消耗品
こちらは比較的汎用性が高く、特殊なデザインでなければ社外品との交換が一般的です
あれやこれやでパーツを取りそろえ、部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
クレスタのエアコン修理作業、本日も無事に終了
名車旧車をお持ちのかたには、エアコンが壊れているので実際には車に乗っていないというケースもあるとお聞きします
カーエアコンが効かないので運転したくないし、といっても手放したくないので手元には置いてある、といったような
当社にも「もうあきらめていたけど、ここでエアコンが直るならまた乗り始めたい!」とのことで、切れていた車検を取り直してご入庫される事例も多々あるのです
ガレージで眠っているお車を起こしてみませんか
まだまだ走れるはずだと思います
愛車も、お客さまも…
(寝た子を起こして騒ぎになったらごめんなさい)
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