あのパブロ・ピカソをその名前の由来に持つシトロエン ピカソ
アートを感じさせる個性的なピカソは稀少車で、当店にも初入庫です
エアコンが不調だというピカソですが、果たして手に負えるものでしょうか
シトロエン ピカソ
ABA-B585F
2012yモデルのお車です
インパネ周りのデザインも個性的ですね
さすがピカソ
フランス車らしい洗練された雰囲気をまとうピカソですが、エアコン故障原因はいたってシンプル
経年使用での部品劣化です
まずはコンプレッサー
圧縮不良とガス漏れです
そうは多くないシトロエンディーラーさんですが、たまたま当店のすぐ近くにはシトロエン美女木という正規ディーラーさんがあります
うーん、コンプレッサーの価格を問い合わせようかとも思いましたが、とてつもなく高価だという情報もあり躊躇していたところ…
国産メーカーのリビルトコンプレッサーとの適合が確認できました
これはラッキー
いや、コンプレッサーが壊れていて幸運だとは言えませんが純正部品を使わなくて済むのは大きなコストメリットです
ここでディーラーさんとの価格差を生みだします
続いてコンデンサー
こちらもガス漏れです
アルミフィンの網目がつぶれ、オイルまみれの冷媒がリークした部分が目視でも確認できています
そしてコンデンサーは社外品を探しあてました
これまたラッキー
いや、ごめんなさい
故障はラッキーではありませんが、いずれも高価な純正パーツを選ばなくて良いのはミラクルかもしれません
レシーバドライヤ付き、社外製新品のコンデンサーとの交換を実施です
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
シトロエン ピカソのエアコン修理作業、本日も無事に終了
カーエアコンに関してはそのサイクルを構成する部品に消耗パーツも多く、永久に使い続けられるシステムではありません
メンテナンスをしながら使用するのが一般的で、そのタイミングが早ければ早いほどダメージを押さえることができるかと思います
とくに長い期間にわたり乗り続けるオーナーさまも多いスペシャリティーカーのシトロエンでは、車検や定期点検とおなじスパンでのエアコンチェックが必要かもしれませんね
そしてその作業、エアコン故障診断のスペシャリストであるくるまの電機やさんにぜひおまかせくださいませ
シトロエンを買うのはディーラーさん、ピカソを直すのは電装店さん、でございます
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