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くるまの電機やさん日記(新)

BMW E30! 名車のエアコン復活工場!!

ご遠方よりE30にご入庫いただきました

実はこちらのE30は以前に当社で修理のコンプレッサー交換を実施

コンプレッサーは依然調子が良いのですが別のパーツで不具合があり、あらためてのメンテナンスを担当させていただくことになりました

 

 

 

 

 

BMW 320i

 

 

 

 

 

E-B20

1990yモデルのお車です

 

 

 

 

 

コンプレッサー交換後、1年ほど経ってからエアコンの効きが悪くなってきたというこちらのE30

現車を確認したところ冷媒量が足りません

コンプレッサーの圧縮は問題ありませんので、どこかの場所からガスリークがある模様です

 

 

 

 

 

リークポイントを発見

テスターで反応しましたが、目視でも確認できます

高圧ホースのカシメ部分から、冷媒と混じった油分がにじみ漏れています

そしてこちらのホースは生産終了品

コンプレッサーのときと同様に、日本国内にもドイツ本国にも在庫がありません

このケース、現品リメイクを実施します

現車から取り外した高圧ホースをベースに、おなじディティールの新規ホースの製作です

 

 

 

 

 

こちらが完成品

ジョイント部分は再利用し、新品ホースと接続します

令和6年製の新品エアコンホースですので、当時の純正ホースより高品質であることも想定されます

 

 

 

 

 

今回はピンポイントで高圧ホースのみの交換となりました

部品交換後はガスチャージ

旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です

 

 

 

 

 

BMW E20のエアコン修理作業、本日も無事に終了

年式の低いお車を大事に乗り続けていらしゃるオーナーさまほど、修理や点検などのメンテナンスを正規ディーラーさまに依存されている傾向が高いのかとも思います

やはり街の整備工場より一般的な信頼度はありますからね

でも今回のケースのようにディーラーへ部品を供給しているもともとの自動車メーカーの方で修理パーツを廃止扱いにされてしまうと、それ以降はお手上げという状態にもなってしまいます

すべての部品に対応できるわけではありませんが、ことエアコンに関して私どものような自動車電装整備専門店へのご相談で解決できることも

車検切れで車庫に眠っていたり、夏場はあきらめて乗っていなかったりという愛車をぜひ、当社工場へお運びくださいませ

復活へのお手伝い、承らせていただきます

 

 

 

 

 

この記事を書いたのは…

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