FC3S! カーエアコン修理は正攻法で!!
マツダの人気モデル、RX-7です
RX-7のなかでも根強い人気のある2代目が、FC3SのRX-7
サバンナRX-7というネーミングのほうがしっくりくるかたも多いかと思います
当社でも作業実績の多いFC3Sですが、今回はかなりご遠方のお客さまからの修理ご依頼
お住まいの地から、当社さいたま市南区までの距離はなんと約670km
サバンナどころか野を超え山を越え谷を越えて、FC3Sをお運びいただきました
ご相談、ご来店、本当にありがとうございます
マツダ サバンナRX-7
E-FC3S
平成元年登録のお車です
こちらのFC3Sのオーナーさま、当社の過去記事をご覧いただいてのご依頼です
以下リンクのブログとおなじ内容での修理メンテナンスをご希望とのことで、つたない内容のブログでもコツコツとアップしてきて良かったとの思いをあらたにしております
当該年式に近い車両の場合、エアコンの不具合状況はほぼ同じです
むしろコンプレッサーのみ、コンデンサーのみなど部品単体の修理を実施した場合は、翌シーズン、或いは翌々シーズンと、毎年お車のエアコンメンテナンスでの入院治療が必要になる可能性が高くなります
ここは適切なフルメンテナンス時期と捉え、エアコンサイクル全体の修理交換を実施するのが有効有益と思われます
まだこの部品はダメージが少ないので使えそうだな、といったパーツがあっても、サイクル内の弱いゾーンに強いストレスが掛かるため、交換後のエアコン再稼働のタイミングで損壊してしまうことが多々あります
エアコン修理をご検討されているケースでは、おそらくは愛車をこれからも永く乗り続けることを想定されているかと思います
次回の修理の時期にはもう交換するエアコン部品がなくなっているかも?
という可能性も含め、できる限りのお手入れはしておいた方がよろしいかと存じます
さらに、上記リンクのブログ記事では交換していなかった部品にも、今回の修理では交換範囲を広げました
ブロアファンとブロアモーター
こちらも消耗部品ですが当社では入手できなかったものを、オーナーさまがWEBオークションで発見してお持ち込みいただきました
ここまで換えればパーフェクトでしょう
最後にレシーバドライヤを新品部品に付け換えます
リビルト品、社外品、在庫のあるものは純正部品を採用しながら、R12仕様のままでエアコンサイクルを再生していくのが当社のメソッドです
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12フロンを充填し、エアコン修理は完了です
FC3S RX-7のエアコン修理作業、本日も無事に終了
旧ガスと呼ばれるR12冷媒仕様のカーエアコンは、レトロフィットなる方法での修理を実施しているケースもあります
ただ、当社ではいわゆるレトロフィット作業は一切実施しておりません
R12システムで修理ができるものは、そのままの仕様で直す
それがくるまの電機やさんが信じる唯一の正攻法でございます
(いつか闇落ちし、このコトバを懐かしく思う日が来ないことを願ってます…)
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所 / さいたま市南区内谷7-6-22
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