エアコン修理で「恩返し」だっ! BNR32スカイラインです!!
「パパ、なんでうちの車のエアコン、熱風発生装置になってるわけ?」
「いや、実は5月頃から調子悪くてさ」
「なんですって!だったらすぐに直してきなさいよ」
「いやいや、いまお盆でディーラーさんも電機やさんもお休みだし」
「きーっ!なんでもっと早く修理に出さなかったのよー、このチンタカバッチン!」
なーんて会話が聞こえてきそうな2020年、盛夏です
スカイラインのエアコン修理作業でございます
日産 スカイラインGT-R
E-BNR32
平成6年登録のGT-Rです
昨年秋にガスチャージをしたもののエアコンの効きがいまひとつ
コンプレッサーもオンオフを繰り返している状態だというスカイライン
よくぞ当店をお訪ねくださいました
圧縮不良を起こしていたコンプレッサー
ガス漏れのあるなしに関わらず、エアコン動作不良の原因となります
こちらはリビルト品のコンプレッサー
BNR32にはその年式ゆえ、既に生産されていない純正部品が多数あります
日産で純正パーツが入手できない場合でも、くるまの電機やさんにはリビルトコンプレッサーがあります
ディーラーで修理不可能なエアコン故障も、電装店では直るのです
室内側のエアコンユニット、エバポレーター
ガス漏れが発生しています
そもそもガスチャージが出来てしまうこと自体、どこからかガスが漏れている証拠です
漏れ箇所を修理しない限り、エアコンを直したことにはなりません
新品のエバポレーター
エキスパンションバルブ,チューブもASSYで交換します
エアコンホースからもガス漏れが発生
耐圧といっても所詮はゴム
経年で劣化や収縮が起きれば、かならずガスが漏れるのです
そしてこのエアコンホース、メーカーに在庫があると思ったら大間違い
あっけなく、旧ガス仕様部品の在庫などは置いてませんとの返り討ちに
でも大丈夫
なければ作るさ高圧ホース
現品をベースにあらたなエアコンホースを製作して対応します
逆に日産に在庫があったとしても、それはいったいいつ作ったホースですかと心配にもなってしまうのです
BNR32スカイラインのエアコン修理の際には、この2点も必ず交換しましょう
吸気センサーと冷媒センサー
それほど値段の張る部品ではありませんがその役割は重要です
おなじく交換必須なリキットタンク
カーエアコンシステムは役割りの異なる複数の部品で構成されています
したがって故障の際の修理には、関連部品各部の交換メンテナンスが必要
この部品さえ換えれば直る、といった具合にはなりませんのでご理解のほど
部品交換後はガスチャージ
旧ガスのR12を充填し、エアコン修理は完了です
BNR32スカイラインのエアコン修理作業、本日も無事に終了
早めにご相談をいただいたおかげでエアコン稼働のハイシーズンまでに、修理作業が間に合いました
ママにチンタカバッチンと言われないためにも、エアコン故障対策はお早めに、の巻でした
この記事を書いたのは…
株式会社小國電機工業所
さいたま市南区内谷7-6-22
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